エコカーって暖機運転した方が良いですか?洗濯洗剤は?。(医療ネタ)
皆さんもガソリン代はきになるところ。
クリーンディーゼル、ハイブリッド、いわゆる「エコカー」の売れ行きは好調です。
なぜなら、燃費が良いからですよね。
以前、私が疑問に思ったのは「ハイブリット車って、暖機運転の概念は無いのか?」です。
冬場でも平気でエンジン止まるし。水温計すら無いし、油温上昇には水温よりずっと時間かかります。
たしかエンジンに最適な環境はそれなりに水温・油温が高い状態だったハズ。なのに、なぜ?
思い切って、信頼できる某国産車正規ディーラーの整備士に聞いてみました。
そしたら、同様の質問は多いそうです。そして、暖機運転は本当はした方が良いそうです。
しかし、絶対に!「暖機運転した方が良い」とは言えないそうです。
なぜならば、暖機運転中のガソリン代を払えとか、意味不明なクレームが出るからだそうです。
要は、なるべくクレームにならない返答しかしない方針ということ。
正解は「暖機運転の必要はありません」なんだそうです。
本当は暖機した方が良いけれど、「絶対に必要な事ではない」って事みたいです。
翻って、有名な某化学合成洗濯洗剤には本来は必要の無い発泡剤が添加されています。
なぜならば、「泡立ちが悪い」とクレームが来るからです。
そしてさらに、消泡剤も添加されています。
なぜならば、「泡切れが悪い」とクレームが来るからです。
現在の化学合成洗剤には、本当は泡はもはや重要ではないのです。
さて、暖機運転の話に戻りますが、
質問は、「暖機運転はした方が良いですか?」 でしたよね。
しかし回答は、「暖機運転は必要ありません」です。
良いとも悪いとも言ってないじゃないですか。
AかBか?と聞かれ、3です。と答えているようなモノ。
つまり、クレームにつながらない回答をしたに過ぎません。
「エコカー」って言ってる時点でその人にとって一番大切なのは費用なんです。
だがしかし、今の日本では企業にとってはリスク回避の為に最善の選択なんですよ。
さて、歯科医師は核心を突くような質問にどう答えれば良いのでしょうか?
いや、どの程度の割合の先生方が「本当は○○の治療をした方が良いよ」とか、
「その治療は本当はしなくても良いんじゃないのかな」と本心を言えているのか?
心配ですね。