ドクターブログ
歯医者への「恐怖」は石器時代の遺産
歯を治したいのに、歯医者が怖くて行けない。
あなたの一番の悩みです。
だってさー、歯医者怖いじゃんかー!
人間の脳は常に「恐怖」から逃れる言い訳を考えてくれます。
まだ大丈夫、今度また痛くなったら行けばいい、今はお金が無い。
あなたの脳は優秀です。なぜならば、石器時代は恐怖=死だったからです。
マンモスが突進してきた!逃げないと死にます!!
そんな石器時代の脳が現代でも実際に残っているんです。
でも、よく考えて下さい。
現代で、恐怖=死ってことありますか?
ごく希に、交通事故とか災害とか無いとは言えません。
しかし、例えば怖い上司から恫喝まがいのメールが来たとします。
それなりに嫌な思いはするでしょう。
でも、メールで死にますか?死なないですよね。
そーゆーことなんですよ。
確かに歯医者は怖い人には怖いかも知れない。
でも、説明を聞いて治療せずに帰る事も出来る。(当院では)
要は、あなたは無意識に「歯医者に行くと死亡する(かも知れない)」
って思ってるんですよ。
それは医学的に未だに、脳内に生死に関わる判断をする部分があるからです。
でも、歯医者行ってもいきなり死にませんから!
死ぬことは無いんだから、落ち着いて考えれば怖くないですよね。
いや、少なくとも最悪、怖い思い、嫌な思いをするだけでしょ?
でも、あなたは無意識に「死ぬ!」って思い込んでるだけかもよ。
まあ、歯科医院での死亡例について他のブログで書いてるんですが、
それは、あなたとは真逆に「歯医者なんかで死ぬかよ!」って歯科治療を
軽んじている方への啓蒙ブログです。
あなたのように、恐怖を感じている方は大丈夫ですよ。