Nd:YAGレーザー インパルス デンタルレーザー導入しました
悲願達成!気合の72回払いでNd:YAGレーザーを導入しました。
当院ではこれまでCo2(炭酸ガス)レーザーを使用していましたが、
9月よりNd:YAGレーザーを導入致しました。
Co2レーザーでは困難だった、歯周病治療、根管治療に絶大な威力を発揮します!
口内炎、難治性の根管治療、慢性歯周病の定期的ケアがメインですが、
親知らずが腫れた、顎関節の頭痛緩和にも効果があります。
パルス式(連続照射ではない)の為、施術時の疼痛も少なく、
適応症が幅広いので大活躍です。
施術した患者さんで歯周病の方には、
「出血が減った」「毎月レーザーを当てて欲しい」とのお喜びの声を頂いております。
また、歯肉が黒いお悩み(メラニン色素沈着除去)にも対応します。
注:全ての症例が完治する事を保証するものではありません。
以下、メーカーの紹介文から抜粋。
Nd:YAGレーザー治療は患者様本位の治療を目指しています。
20世紀に発明されたレーザーは、今日、医療の分野でも広く活用され始めています。歯科領域においては安全かつ有効な治療器具として臨床に応用されています。用途に合わせた最適なレーザーを治療に取り入れることで患者様満足度が高まります。
安全な治療を実現するパルス発振型Nd:YAGレーザー
Nd:YAGレーザーの波長(1064nm)は水分に吸収されにくく、連続波(継続的な照射方法)で照射すると組織内部まで浸透する性質を持っています。しかしインパルスデンタルレーザーは連続波ではなく、パルス発振(瞬間的な照射の繰り返し)の照射方法を採用しているため、照射による組織への熱の深達度を制御することが可能になりました。これにより熱の深達度による影響や危険性の少ない止血、凝固、蒸散、切開を行うことが可能になりました。
幅広い臨床例に対応
インパルスデンタルレーザーは、水分に作用を阻害されることが少なく接触法および非接触法の使い分けで硬組織と軟組織が複雑に絡み合った口腔内での治療に最適です。
効能・効果〈適用部位〉
生体組織の切開、止血、凝固、蒸散〈歯肉および口腔粘膜(軟組織に適用)〉
適応症
歯肉切除、辺縁性歯周炎、根尖性歯周症、歯肉炎、アフタ性口内炎、メラニン色素沈着など
ほとほとんどの症例において麻酔を使わずに治療が可能
インパルスデンタルレーザーのパルス発振方式は、1パルスあたりのレーザー照射時間が非常に短く(1/10,000秒-100マイクロ秒)瞬間的な高いピークパルスで効果的に作用しながらも治療による痛みが非常に少なく、ほとんどの症例において麻酔を使わない治療が可能。最大6Wをパルス発振し、パルスレートの設定は5~100Hz/秒(11通り)、パルスあたりのエネルギーは20~200mj(12通り)の中で臨床に合わせて術者の選択で設定が可能です。また、よく使う設定を任意でプリセットする事により操作性はより高まります。
1パルス波の幅は1万分の1秒という非常に幅の狭い、かつピークパワーの高い(最大2kw)パルス波となっています。このことからもわかるように、熱作用が瞬間的なので、安全性に優れた設計になっています。これにより、ほとんどの症例において麻酔を使わない治療が可能になります。
柔軟なファイバーでストレスなく口腔内での操作が自由自在
スリムで軽量なハンドピースと柔軟なオプティカルファイバーは口腔内での取り回しがスムーズで操作性に非常に優れています。また、ハンドピース先端でファイバーの向きを固定するカニューラはディスポタイプなので感染予防の面からも安心です。
ユニバーサルな320ミクロンに高出力用400ミクロンと狭小部位用200ミクロンファイバーの3種類がラインナップされ、口腔内のあらゆる症例に適用できます。
熟練を要するコントロール照射が容易
パルス数の設定が5Hz/秒からあるので、狭小部位での照射数コントロールが容易です。またタイマー設定で決まった時間のみの照射も機械が制御してくれます。タイマーは1、2、3、4、5、10~90secの範囲で任意に設定可能です。