患者さんへ
過剰な期待と、その反動。
誰かを怒らせてしまう、落胆させてしまう。
仕事や日常生活、家庭内でも人間関係において、よくあることです。
知っていましたか?人を失望させてしまう一番の原因は「過剰な期待」です。
歯科医院にも同じことが言えます。当院でも一番気を遣うところです。
当院は保険診療で可能な限り頑張る!をモットーとしておりますが、
保険診療で何でも素晴らしく上手くいくという事ではありません。
それは、保険でも自費でも同じことです。
当院では「保険のみで自費をやらない」というのが信条です。
当たり前ですが、我々の全ての知識・技術を持って診療します。
しかし何でも素晴らしく解決するという誤解をなさらぬよう、宜しくお願いします。
とはいうものの、多数の患者さんから「保険でここまで出来るんですね!」
と高評価を頂いておりますが。
〇いわゆる「無痛治療」について。
当院では、細心の注意も持って、なるべく痛みの無い治療を心がけています。
しかし、歯科治療において、全く痛くも痒くもない治療は理論上あり得ません。
注射をしたり削ったりするわけですから「完全無痛」は全身麻酔でもしなければ
医学的に有り得ないことです。麻酔が効いてしまえば、その後は「無痛」は有り得ます。
当院では、表面麻酔を行い歯肉が麻痺した後に、そろりそろり電動注射器を使用します。
いきなりブチュッと針を刺すよりは100分の1くらいのチクリです。
そして理論上可能な限りの「無痛治療」を行います。
世界中のどんな名医でも、完全無痛は理論上あり得ないことを知って下さい。
本当に完全無痛が可能な先生がいたら弟子入りしたいです。