金属価格高騰により保険診療の患者さん負担増傾向が顕著に。
あくまで保険診療のハナシです。
あなたも、治療費は気になるところ。
金属修復する場合「次回、銀歯が入りますので〇〇円位かかります」
と当院ではお会計時にお知らせしています。
その金額なのですが、昨今の世界的諸事情による金属価格の急激な高騰により
保険診療においても患者さんの自己負担が増えています。
お会計時に「高いなー」と思ってもそのかなりの内訳は歯科用金属代なのです。
具体的には、18年前の当院開業時の10倍以上に跳ね上がり、プラチナに迫る勢いです。
歯科医院側の技術料は変わらないのに患者さんの自己負担はとても増えています。
歯科医院にとって、金属代は右から左へ流れるだけですが、
実際患者さんは歯科医院でお会計をします。
歯科用金属代増額分で歯科医院側に利益は発生していません。
患者さんは以前と同じ治療を受けて、余計に金属代を払わされているんです。
整形外科手術でのチタン人工関節等の金属代は国が負担してくれます。
だったら、歯科用金属代だって国が負担して下さいよ。
厚生労働省さん、そこは何とかして下さいよ。オカシイでしょ?
ニュースでも工業用銅線泥棒とか、やってますよね。
泥棒が怖いので当院では医院内に金属を置かないことにしました。
そこで、可能な範囲で保険で金属を使わない治療を当院では推奨しています。
もちろん、適応症・不適応症がありますので金属しか選べない場合もあります。
例えば、ブリッジや部分入れ歯などでは金属を使わざるを得ません。
患者さんの負担を考え、基本的には金属を使わない方法を選択していこうと思います。
疑問のある方は担当歯科医にご相談下さい。
出来る出来ない、本当はどちらが適切か。
ご説明致します。
だって、保険診療なのに金属価格の高騰で損するのは・・・って思いませんか?
新規患者さんの電話相談は受け付けておりません。